Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
上原 和也; 池田 佳隆; 三枝 幹雄; 坂本 慶司; 藤井 常幸; 前原 直; 恒岡 まさき; 関 正美; 森山 伸一; 小林 則幸*; et al.
Fusion Engineering and Design, 19(1), p.29 - 40, 1992/07
被引用回数:1 パーセンタイル:17.26(Nuclear Science & Technology)JT-60RF加熱装置のプラズマとの結合試験の様子が述べられている。RF加熱装置は2GHz帯と120MHz帯の高周波加熱装置で合計30MWがJT-60に入射される。全システムは、全系制御システムとリンクしたミニコンピューターで自動的に制御され、RFパワーと位相差があらかじめセットされたプレプログラムに従って、制御される。プラントデーターは装置の状況と把握するのに用いられ、RF入射中に集計、記録できるようになっている。両方の周波数帯の高周波が単独にあるいは中性粒子ビーム(NBI)入射中と連携で入射することが可能で、JT-60の追加熱実験に十分な性能を有することが示された。
嶋田 道也
Fusion Engineering and Design, 15, p.325 - 341, 1992/00
被引用回数:17 パーセンタイル:81.27(Nuclear Science & Technology)不純物輸送の研究の現状をまとめた。(1)ジュール加熱及びNBI,RF加熱のLモードにおいては異常輸送が支配的であり、不純物の中心への集中は起こらない。輸送係数Dは0.5-2.0の間の値をとり、パラメータ依存性、輸送機構は未解明である。(2)ペレット入射、逆方向NB入射、高q放電などで鉅歯状振動が抑制されると、不純物が中心に集中する。(3)Hモードでは異常輸送が抑制され、不純物が中心に集中することがある。これは重要な課題である。ELMやエルゴード磁場によって不純物を低減できるという結果(JFT-2MとDIII-D)はこの点注目に値する。(4)今後は不純物輸送の系統的なパラメータ依存性、Hモード中の集中の緩和とともに、ダイバータ及びSOL層での不純物輸送と制御が重要な課題である。
山田 喜美雄*; 辻 俊二; 清水 勝宏; 西谷 健夫; 永島 圭介; JT60チーム
Nuclear Fusion, 27(8), p.1203 - 1211, 1987/08
被引用回数:25 パーセンタイル:64.13(Physics, Fluids & Plasmas)JT-60におけるジュール加熱及び中性粒子加熱プラズマの粒子閉じ込めとリサイクルリング特性を粒子バランス方程式を使って求めた。リサイクリングにより供給されるイオン数は、フォトダイオードで測定したH線強度から、又ガス注入の効率は、ガス注入停止前後の電子密度の変化率から決定した。ジュール加熱ダイバータプラズマの粒子閉じ込め時間は、電子密度にほぼ逆比例して減少した。中性粒子入射により粒子閉じ込め時間は、約1/2に減少するが電子密度依存性は変化しない。ジュール加熱プラズマの実効的粒子閉じ込め時間は、電子密度に比例して増加した。それに対し、中性粒子加熱プラズマのそれは、加熱パワーとともに減少したが、電子密度には依存しなかった。しかし、ジュール加熱及び中性粒子加熱放電ともに、ガスパフにより電子密度の制御が可能であることが分った。
河西 敏; 三浦 幸俊; 長谷川 浩一; 仙石 盛夫; 小川 宏明; 上杉 喜彦; 川島 寿人; 玉井 広史; 長谷川 満*; 星野 克道; et al.
JAERI-M 86-109, 16 Pages, 1986/07
JFT-2M用のペレット入射装置を製作し、その基本性能を調べた。最大速度約900m/s、速度の再現性80~90%。実測した速度は理想気体モデルに基づいて計算した速度の8095%である。中性粒子入射あるいはイオンサイクロトロン周波数帯波により加熱したプラズマへの重水素ペレットの入射により、エネルギ-閉じ込め時間の増加を得た。電子温度とポロイダルベータ値は3040msの間に元のレベルまで回復する。ペレット入射後において、金属及び軽元素不純物は増加しない。
小田島 和男; 松本 宏; 玉井 広史; 小川 俊英; 星野 克道; 河西 敏; 河上 知秀; 川島 寿人; 的場 徹; 松田 俊明; et al.
JAERI-M 86-033, 19 Pages, 1986/03
JFT-2Mにおいて、ICRF加熱時のプラズマの閉じ込め特性を研究した。追加熱を急激に遮断した時、蓄熱エネルギ-が減衰していく時間を測定して、全閉じ込め時間と比較した。その結果、全閉じ込め時間は20~40ms変化させてもエネルギ-減衰時間はほぼ15msで、一定である事がわかった。この事は、追加熱されたプラズマでは、追加熱によって増えた分のエネルギ-は、全体のプラズマと一見、別の振る舞いをしていると言う事をあらわしている。この事によリ、追加熱時に閉じ込め時間が悪化する原因を説明できる。
小田島 和男
核融合研究, 56(2), p.81 - 95, 1986/00
最近の加熱実験の話題を解説した。追加熱がどのようなものであれ(周辺加熱、中心過熱、イオン電子、etc)追加熱中の全閉込め時間が変らず、分布さえも変らないという「profile consistency」という現象が最近見つかった。この現象をひき起こすプラズマの性質「自己形成」こそが、追加熱プラズマ閉込めの悪化の原因であることを指摘した。
小田島 和男; 星野 克道; 河西 敏; 河上 知秀; 川島 寿人; 的場 徹; 松田 俊明; 松本 宏; 三浦 幸俊; 森 雅博; et al.
Physical Review Letters, 57(22), p.2814 - 2817, 1986/00
被引用回数:10 パーセンタイル:61.66(Physics, Multidisciplinary)追加熱によって増えた分のエネルギーが、追加熱を切った後減衰していく減衰時間を測定した。その結果、この減衰時間は、全閉じ込め時間では無関係に、追加熱による増分エネルギーの閉じ込め時間と一致すことがわかった。このことは、トカマクにおいて追加熱時には、追加熱による増分エネルギーは、全体のエネルギーに対して独立したふるまいをしていることを示すもので、追加熱による全閉じ込め時間の悪化の原因を説明するものである。
三枝 幹雄; 木村 晴行; 藤井 常幸; 池田 佳隆; 坂本 慶司; 今井 剛; 上原 和也; 永島 孝
JAERI-M 84-187, 19 Pages, 1984/10
プラズマ追加熱の1つの有力な手段として、fast waveを用いたイオンサイクロトロン波帯(ICRF)加熱がある。この方式の結合系としては、従来、ループアンテナが用いられてきたが、炉工学的には、導波管結合系の方が有利である。本報告では、T型リッジ導波管のプラズマとの結合特性を、JT-60のICRF(周波数120MHz)を対象にして求めた。その結果、リッジ導波管は、JT-60のICRF加熱に関して、耐電力的にループアンテナに劣ることが判った。また、その結合特性を向上させる手段として、先端に異なる特性インピーダニスの線路を接続した簡易構造のキャビティランチヤーや、誘電体装荷型ランチヤーが有効であることが判った。